管理人タコスが教員の立場から振り返る受験生活

もう10年以上前、私も皆さんと同じ高校生の時期があったんですよね。当時は携帯電話やPHSが学生にも普及し始めた頃でした。インターネットは電話回線を利用しており、今のように定額制だったり、光回線ではありませんでした。スタディサプリのようにネットを介して授業を受けるなんて、想像できなかった時代です。

 

私は都内の中高一貫の男子校に通っていました。2つ上の兄が理系に進学したのを見て、私も高校2年の文理選択で何となく理系クラスを選びました。でも、化学がどうしても好きになれなくてね、高3進級時に文系に転向しました。「俺は将来弁護士や検察官になるんだ」なんて思っちゃって、法学部を志望しました。

 

さて、ここからが本題です。高校3年生になって受験勉強が本格的に始まったわけですが、今思えば「あれはよかった」「あれはだめだった」ということは色々あります。今回は色々ある中から、教員という経歴を踏まえて、受験生活について3つだけアドバイスをしたいと思います。

 

3つの大事なポイント
  1. 毎日、ご褒美タイムを設ける
  2. 大学のパンフレットを見てニヤニヤする
  3. 予備校の必要性

 

毎日、ご褒美タイムを設ける

私は毎日、寝る前の30分だけプレイステーションのゲーム「実況パワフルプロ野球」で遊んでいました。知っている人もいると思いますが、野球のゲームです。30分あれば、1試合か2試合できました。10年以上前ですからね、上原浩治や松坂大輔が日本でバリバリ活躍していた時代です。まだ松井秀喜も巨人にいました(これをいうと年齢がばれる笑)。

 

この「ご褒美タイム」を設けた理由は、一日勉強を頑張った分の疲労を取るためと、明日も頑張ろうという気持ちのリセットです。「受験生なのに毎日遊んでいたのか!?」と思う人もいるかもしれませんが、教員となった今の私でさえ、これは必要なことだったと思います。

 

今の学生は幸か不幸か、スマートフォンが手元にありますから、ゲームでもYouTubeでもすぐに遊ぶことができます。Twitterのチェックでも構いません。一日の終わりに、明日へとつなげるためのリセット&リフレッシュタイムがあるとよいと思います。

 

 

大学のパンフレットを見てニヤニヤする

「司法試験に合格した人のインタビュー」「部活で活躍する○○さん」など、大学のパンフレットに載っている情報は当時の私のモチベーションを上げてくれました。想像力を働かせてください。「俺も将来、こんな感じで華々しい人生を送るんだぁ」と妄想します。自然と顔がほころび、ニヤニヤぁとキモイ顔ができあがります。

 

正直、およそ1年間続く、つらく厳しい受験生活において、モチベーション(やる気)が下がる時期が必ず訪れます。そういう時にモチベーションUPの材料を用意しておくことが大事だと思います。実際にキャンパスに足を運んでもよいでしょう。半日の時間をつぶしてでも、勉強のモチベーションを上げる価値はあります。

 

 

予備校の必要性

私は予備校に通っていなかったですが、今思えば、通っていればよかったなと思います。個人の能力にもよりますが、教科書や参考書などの文字だけの情報で勉強するのは限界があると思います。もしくは、予備校に通う人に比べて勉強の効率が落ちると思います。

 

例えば、「自炊すればお金を節約できる」という主張と、「高いお金を払って外食する」という主張があったとします。どちらがよいでしょうか?私は後者を選びます。お金がある前提ですが、「食材を揃える」「調理をする」「後片付けをする」手間を省けて「おいしいご飯を食べられる」というメリットがあるからです。要はお金を払えば、お金をかけない人よりも効率よく、しかも高い満足度を得られるのです。

 

教科書や参考書を1回読んで完璧に理解できる人は予備校は不要です。しかし、大抵の人は何度か読み直してやっと理解できる人のほうが多いでしょう。そういう人はお金をかけてでも予備校に通うべきです。日本ではこの大学受験こそが人生を大きく左右するのだから、そこで出し惜しみして失敗するのは長期的に見て大きな損失につながります。

 

「じゃあ、お金がない人はどうすればいいんだよ!」となりますよね。もう「オチ」がわかると思いますが、そこでスタディサプリですよね笑。月額980円で予備校と同じ授業を受けられるのは、前代未聞です。今まで金銭的・地理的に不利な条件で戦わざるを得なかった人に、それをひっくり返すぐらいの力強い武器になります。

 

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