スタディサプリの効果-なぜ偏差値40から70まで伸びるのか
スタディサプリは本当に効果があるのか?
大学受験は一生に一度の大勝負。時間は取り戻せないから、失敗はできません。だからこそ、スタディサプリを続けるとどれだけの効果があるのかが気になります。
そこで今回は、スタディサプリで大学受験に臨んだ人たちの声を集めてみました。
偏差値40から超難関大学合格へ
超難関大学と濁しましたが、早稲田大学に合格した人の話があります。
高校時代は塾に通って勉強していたが、明治、学習院、国学院、駒沢とすべて落ちてしまい浪人生活を送ることになったAさん。浪人生活が始まった春からスタディサプリを始めました。
現役時代に培った基礎が役立ったのか、スタディサプリの内容をどんどん吸収し、5月くらいには偏差値60まで上昇しました。しかし気合を入れて勉強した成果、夏ごろから停滞してしまいました。そこで学んだのは、受験は長期戦だから無理をしないこと。毎日コツコツと勉強を続けるほうが大事だということです。
秋以降はスタディサプリの早稲田大学対策講座も受講し、夏に停滞してしまった分を取り返しました。直前期には偏差値70近くをキープし、見事早稲田大学に合格しました。
- 解釈がわからないところは繰り返し講義動画を見る。
- 家では集中できないから、Wifiのつながるカフェでスマホを使ってスタディサプリ。
- 大学入学後は教養をつけるために世界史を受講。
今回は基礎ができていたからスタディサプリを効果的に利用できたケースです。偏差値40から70まで伸ばすには相当な努力が必要です。Aさんは失敗しながらも、自分にとって最適な勉強スタイルを確立させることができました。偏差値40から70まで延ばす秘訣があるといえるでしょう。
勉強を始めたのは部活が終わった6月!偏差値43から70への道!
今回は現役生のお話です。
Bさんはテニス部の活動があり、受験勉強を本格的に始めたのは高3の6月。偏差値は43。関西学院を志望するBさんにとっては前途多難な状況でした。
夏前まで独学をしていたBさんですが、さすがに「このままでは無理だ」と思いました。そんな時、友人から進められたのがスタディサプリです。まずは得意科目の英語で高得点を取りたいという気持ちで、英文法の受講を始めました。すると、夏の間に英語の偏差値は60まで上昇。そこでスタディサプリの効果を確信し、国語と日本史の受講も始めました。
秋以降は部活で鍛えたガッツで猛勉強、元々得意だった日本史は偏差値70まで伸びました。直前期には志望校の過去問やスタディサプリの志望校対策講座を受講しました。結果、第一志望の関西学院だけでなく、関西大学、近畿大学の合格も手に入れました。
- スタディサプリの先生の言うことを素直に聞く(「単語を覚えろ」「音読をしろ」etc)
- 何月までにどこまでやりきるのか、時間制限を設ける=計画性。
- 勉強の息抜きに『先輩スナップ』。
- たまには勉強しない休息日を設ける。
※『先輩スナップ』とは、大学の先輩たちが気になる学校生活の裏側を写真つきで紹介してくれるスタディサプリの特別コーナーです。
現役生の強みは「伸びしろ」です。現役生は部活などで元々勉強する時間が少ないせいで、模試の偏差値がでない傾向があります。だから部活が終わってから偏差値が急上昇する例は多々あります。特に得意科目は基礎がしっかりしているため、早い段階で伸びます。
秋の模試で公立大学E判定。そこから見せた怒涛の進撃!
Cさんの高校は県内有数の進学校。でも勉強より部活一筋で成績は下から数えたほうが早いくらい。受験勉強を意識したのは高校3年の春です。
6月くらいにやっと本格始動。夏までに問題集をいくつかこなそうと計画を立てて勉強を開始。しかし模試の結果、第一志望の京都府立大学はE判定。このままではマズイと思い、CMで目にしたスタディサプリを始めました。夏休みには夏期講習代わりに英国数世日の5つをスタディサプリで勉強しました。
10月の模試の結果、京都府立大学E判定。でも勉強の結果はすぐに出ないとわかっていたので、焦らず勉強を続けました。結果が現れたのは11月を過ぎたころから、夏から始めた勉強の成果が出ました。その後は成績も安定し、センター試験・二次試験を問題なくクリア。第一志望の京都府立大学に合格しました。
- 夏休みはスタディサプリを夏期講習代わりに主要な受験科目を徹底的に勉強する。
- 自宅はノートを取る授業、バス・電車は聞くだけでよい授業を受け、場所によって使い分ける。
- 月額980円は自分のお小遣いで負担。その分、本気になった。
先の2つの例見た「急上昇」とは逆に、結果が出るまでおよそ3ヶ月くらいかかりました。これは基礎ができているか・いないかに違いがあります。基礎ができている人はスタディサプリで応用力が身につき、高得点を取れるようになったからです。今回のCさんは基礎力養成から始めたため、急成長のタイミングがその分遅かったのです。
また、自分で受講費用をまかなったというCさん、偉いと思います。自分で負担する分、「元を取らないと!」と思ったそうです。あっぱれ!
東大現役合格する学生もスタディサプリ!
Dさんが受験勉強を始めたのは高校3年生から。中学生からZ会の通信講座を継続していたので基礎学力は十分、夏からは過去問を解き始めて本格的な受験態勢をに入りました。
スタディサプリを利用するきっかけとなったのは、電車内にある広告だそうです。「過去問買うの、もったいなくない?」というフレーズに共感し、利用を始めました。センター試験前は、「センター模試」にとりくみ自分の苦手分野を洗い出しました。「センター問題集」では英語の『発音・アクセント』を繰り返し行った結果、本番では満点。二次試験も通過し、念願の東京大学への現役合格を果たしました。
- 過去問は買わない。スタディサプリで無料で利用する。
- スタディサプリの「センター模試」で苦手分野を洗い出す。
- 「センター問題集」で苦手分野を集中的にトレーニング。
※「センター模試」はWEB上で受けられる模試で、すぐに採点できます。
※「センター問題集」は過去問を単元ごとに集めた問題集です。
個人的な印象ですが、スタディサプリは単に「無料で過去問・問題集を利用するため」ですよね笑。東大に合格する人って、「利用できるものは利用する」方法が上手だと思います。Dさんの場合、Z会の通信講座を軸に、自分で参考書や問題集を用意して勉強していたようです。スタディサプリもその中の一つということですね。
Aさん、Bさん、Cさん、Dさんの話は、実はスタディサプリ公式サイトで紹介されている合格体験記を抜粋した事例です。だから「うまい話」しかありませんが、結局は自分の都合のよい方法でスタディサプリを利用すれば効果は十分出ると思います。
スタディサプリをメインで勉強するもよし、予備校と併用するもよし、過去問・問題集のために利用するもよし。
「いつでも、どこでも、簡単に、低価格で」利用できるというスタディサプリのメリットを最大限に活用することが、受験戦争を勝ち抜く秘訣です。そして最大限に活用できた効果は、「合格」です。