スタディサプリの中学生向け国語講座の詳細と評判
どうやって国語を勉強したらいいのか悩んでいる生徒は多いですよね。「日本語だから読めばわかる」というわけでもなく、むしろ最も勉強しづらい教科です。
でも大丈夫です。文章には読み解く方法があります。それは現代文だけでなく、古文や漢文も同じです。カリキュラムの前半では場面や作品のジャンルごとに読み解く方法を学んでいき、後半は文章の構造に着目して文章の要旨をつかむトレーニングを積んでいきます。
そこで今回はスタディサプリの国語の授業一覧と評判をまとめました。
今中 陽子(いまなか ようこ)先生 |
笹森 義通(ささもり よしみち)先生 |
今中先生は中学1~3年の基礎レベルを担当。 |
笹森先生は中学3年の応用レベルを担当。 |
小林 晶子(こばやし あきこ)先生 |
城村 耕一(しろむら こういち)先生 |
小林先生は中学2年の応用レベルを担当。 |
城村先生は中学1年の応用レベルを担当。 |
松井 万宗(まつい ばんしゅう)先生 |
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松井先生は中学1~3年の教科書対応を担当。 |
中学1年生から3年生まで順番にまとめています。見たい学年を選択すると、本ページの該当部分へスキップできます。
中学共通 基礎レベル
国語は少し特殊で、中学1年~3年までの基礎レベルは共通講座として用意されています。教科書に関係なく基礎力をつけたい人はこの講座をお勧めします。教科書どおりに学びたい、応用力をつけたいという人は、各学年の国語を参照してください。
授業一覧
基礎レベル |
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1.場面 |
16.段落・要点 |
中学共通 基礎レベルの国語の評判
スタディサプリの中学共通基礎レベルの国語は今中 陽子(いまなか ようこ)先生が担当しています。
今回私は最初の授業である「場面」を受けてみました。そもそも「場面」て何?という私。出だしからつまづきました。
場面とは、文章をいくつかに分けたときの人まとまりの部分である。
そうですか。あまり深く考えたことないですけど、文章には段落だけでない区切りがあるんですね~。
場面の4要素
- とき…時間の変化
- ところ…場所の変化
- 人物…新しい登場人物
- できごと…盛り上がり・注目箇所
ふむぅ。なるほど。言われてみれば、時間や場所が変われば話の展開も変わりますよね。それに新しい登場人物が出たり、ストーリーが盛り上がったりするときもなども新しい場面といえますね。
最初に「場面」がどのようなものかを説明した後、テキストの問題を元に読み解いていきます。場面の4要素が文章のどこにあるかを一緒に考えていくスタイルです。言葉だけでなく黒板に整理しながら進めていくのですが、色分けもしっかりしていて理解しやすいです。
ただ私自身あまり国語のことはわからないので素人の意見ですけど、普通!すごい丁寧でわかりやすいけど、普通です!もちろん一般的な塾の先生に比べたらとても良い先生だと思いますが、スタディサプリの講師陣のインパクトが強いから、どうしても普通に思えてしまいます笑。
さて、ちょうど今中先生の授業のサンプル動画がありました。単元は「性格・人物像」です。
中学1年生の国語
授業一覧
使用する教科書ごとに講座が用意されています。教育出版、光村図書、三省堂、東京書籍の順番に載せています。最後に応用レベルを載せています。基礎レベルについては中学共通 基礎レベルの国語をご覧ください。
教科書対応(教育出版) |
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教科書対応(光村図書) |
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教科書対応(三省堂) |
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教科書対応(東京書籍) |
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応用レベル |
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1.漢字① |
13.随筆文② |
中学1年生の国語の評判
今回私は応用レベルの「随筆文①」を受けてみました。担当は城村先生です。
まず城村先生についてですが、けっこうサックリしててわかりやすいです。個人的には、今中先生(基礎レベル担当)と笹森先生(中3担当)よりいい感じです。
さて、まず随筆文てどんな文章なのか?さすがに小学校でも習ったことだから、わかりますよね?
随筆文とは、筆者の体験・経験や日常の出来事について、筆者の感想や意見を書いている。
- 何についての思い出か、全体の「話題」に注目
- 段落ごとの具体的な話題に注目
- 筆者の感想(言いたいこと)=締めくくりに注目
う~ん、いいね!
例文に沿って解説していくスピードがちょうどいいです。あらかじめ随筆文の読解のポイントが示されているので、最初の例題は一緒に考えていく方式です。これなら随筆文が苦手な人でも大丈夫ですね。
こうして改めて随筆文を見ると、やっぱりパターンてあるんですね。だから、上記の「読解のポイント」を意識しながら、文章にチェックを入れていくことで、随筆文をすっきり読めます。
城村先生の授業、お勧めです!
中学2年生の国語
授業一覧
使用する教科書ごとに講座が用意されています。教育出版、光村図書、三省堂、東京書籍の順番に載せています。最後に応用レベルを載せています。基礎レベルについては中学共通 基礎レベルの国語をご覧ください。
教科書対応(教育出版) |
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教科書対応(光村図書) |
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教科書対応(三省堂) |
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教科書対応(東京書籍) |
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応用レベル |
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1.漢字① |
16.説明・論説文③ |
中学2年生の国語の評判
今回は応用レベルの「古典①」を受けてみました。担当は小林先生です。
えっとまず、ですね、小林先生、インパクトがすごいっす(汗)。見た目に反してすごい「澄んだ声」です。それで挨拶をした後に、メガネを「スチャッ」と装着します。この一連の動作にベテランさを感じます。
古文と漢文を合わせて「古典」と言う。
今回はそのうちの古文です。その古文の単語について勉強します。
黒板にはとある古文の一節が書いてあります。それを先生が音読していきます。音読する際には、表記された文字通り読まない言葉があります。
吾に したがひて 物 まなばむ ともがらも、
→「われに したがいて もの まなばん ともがらも、」
※ともがら=弟子・友達・同胞
と読みます。
これはテキストに書いてある文章で、基本的にはこれに沿って進められます。今回は「単語」と言うことで、いくつかの単語に注目して、文章全体の意味を解釈していきます。
ただ個人的にはちょっと難しいかな?と思います。古文は現代語と異なる文法がたくさんあるので、「単語」と同時に「文法」も覚えなければなりません。小林先生は色々と文法について説明してくれるので、しっかりとノートをとらないと、きついです。ちなみに、解答には日本語訳はありません。
古文の基本的な文法知識があるならば、お勧めです。もし古典初学者であるならば、ノートをしっかりとって、たぶん一度では覚えきれない情報量なので、しっかりと復習する必要があるでしょう。
中学3年生の国語
授業一覧
使用する教科書ごとに講座が用意されています。教育出版、光村図書、三省堂、東京書籍の順番に載せています。最後に応用レベルを載せています。基礎レベルについては中学共通 基礎レベルの国語をご覧ください。
教科書対応(教育出版) |
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教科書対応(光村図書) |
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教科書対応(三省堂) |
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教科書対応(東京書籍) |
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応用レベル |
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1.漢字① |
18.古典③ |
中学3年生の国語の評判
今回は、応用レベルの「漢字①」と「物語文①」を受けてみました。担当は笹森先生です。
笹森先生はとにかく必死感が半端ないです。必死すぎて声がかすれている?ちょっと聞きづらいかもしれません。今中先生とは対照的に「ザ・塾の先生」という感じで熱いです。
とりあえず、入試国語と漢字について、10分くらい熱弁していました。とちゅう何度も動画をスキップしようかと思いましたよ笑。でも中学3年生の皆さんは絶対に飛ばしてはいけませんよ~、聞いてみれば確かに大事な話でしたから。
1.読み方が変わる漢字
→「生物」=いきもの・なまもの・せいぶつ
2.特殊な読み
→「小豆」=あずき
何か他にもあれこれ言ってました。ただ漢字って結局ひたすら自分で書いて覚えるしかないと思うので、ふーんふーんと言う感じで聞き流してしまいました。すみません、あとは皆さんのほうでご確認をお願いします!
ところで、漢字って大人でも間違うんですよ。私も教員していますが、授業でよく間違います。思いつく理由としては、「自分の手が書く機会が少ない」からです。仕事はほぼパソコンでプリントを作り、メールもスマホ。自分で漢字を書かないから細かい部分を忘れてしまうんですよね。
物語文を読む上で大事なことと、どういうところに気をつければいいかを教えてくれました。
- 登場人物を把握する。
- 特に主人公が誰であるか、どういう心情か。
一人称の主人公→主観的な心情
三人称の主人公→客観的なストーリー中心
- タイトルに注目→ヒントがあるかも
- 場面設定がわかる部分に注目→出来事が起こる
- 登場人物についてわかる部分に注目→人間関係をつかむ
- 心情が書かれている部分に注目→気持ちの変化をつかむ
実際にテキストの例文を読みながら、ポイントにチェックをしながら進めていきます。初回なので言われるがままにチェックしていきますが、とりあえずどういう所が大事なのかがわかります。
例文はもう一つあり、さらに実践問題が1つあります。なので、最初の例文で先生の言うとおりの読解方法を学び、次の例文と実践問題で練習するという感じです。説明もまぁまぁわかりやすいので、無難な感じでした。
以上、スタディサプリの「中学生の国語の授業一覧と評判」でした。