スタディサプリの高3向け世界史の講座紹介と評判
スタディサプリの高3向けの世界史の評判をまとめました。
カタカナ用語が苦手、縦のつながりと横のつながりを理解するのが難しい!そんな理由で世界史を苦手とする人はたくさんいます。また苦手ではないけど、覚えたはずの用語が試験で出てこないと、伸び悩む人もいます。
そこでお勧めなのがスタディサプリで世界史を担当する村山先生の授業です。『世界一わかりやすい世界史の授業』などで人気を博している村山先生。世界中を歴訪し、実際に自分の目で見たからこそ、世界の文化・歴史を語る言葉に説得力があります。そんな村山先生の世界史の評判をぜひご確認ください。
高3向け世界史の講座レベル
スタディサプリの高3向け世界史は以下のレベルで講座が設置されています。
講座レベル |
全国偏差値 |
トップレベル&ハイレベル |
55~62&63以上 |
スタンダードレベル |
~54 |
高3向け世界史の講座ラインナップ
スタディサプリの高3向けの世界史は以下の表のような講座ラインナップです。
講座 |
講座レベル |
講師 |
「高1・2世界史」 「高3スタンダード」 |
スタンダードレベル |
村山 |
通史編 |
トップレベル&ハイレベル |
|
文化史編 |
トップレベル&ハイレベル |
村山先生 |
「高1・2」「高3スタンダード」世界史の紹介
スタンダード(標準)レベルとは難度が標準ということではなく、世界史の通史をすべて把握するうえでの「幹」となる分野を説明しているということです。その「幹」とは、オリエントやヨーロッパ、インドや中国およびアメリカ合衆国、冷戦などです。
25講のみですから、たとえばベトナム戦争や中東戦争は扱っていません。ですからこの25講をしっかりと理解した後に、トップ&ハイレベル50講へと射程を広げ、ぜひそちらの講座で「枝葉」の分野を修得してください。
「幹」と「枝葉」の違いは重要度や入試の出題頻度ではなく、世界史の学習をすすめるうえでの「順序」です。先にやるべき分野がこの25講であるということです。講座テキストには講義内容が箇条書きにまとめてあり、教科書レベルの復習テストが正誤問題の形式で用意されています。
授業一覧
- イスラーム以前のオリエント史
- 古代ギリシアと共和政ローマ
- ローマ帝国とイスラーム以前のインド史
- ゲルマン民族・スラヴ民族・ビザンツ帝国
- 西ヨーロッパ中世世界
- 神聖ローマ帝国・新大陸・宗教改革
- ネーデルラントの独立・テューダー朝とステュアート朝
- 宗教戦争と絶対王政(フランス・ドイツ)
- ロシア絶対王政とアメリカ独立革命
- フランス革命とナポレオン
- 中国史(後漢まで)
- 中国史(隋まで)
- 中国史(南宋まで)
- 中国史(明・永楽帝まで)
- 中国史(清・乾隆帝まで)
- 朝鮮・東南アジア史①
- 東南アジア史②・イスラーム史(ウマイヤ朝まで)
- イスラーム史(アッバース朝と分裂)
- イスラーム王朝史(オスマン朝まで)
- ウィーン体制・産業革命
- 19世紀の英・伊・独・露・米国史
- 19世紀の中東・インド・東南アジア
- アフリカ分割・第一次世界大戦・ロシア革命
- 戦間期ヨーロッパ・第二次世界大戦・冷戦
- 中国近現代史
高3向け 世界史の評判
高3向けの世界史の評判をそれぞれまとめました。扱う内容と授業の進め方、講座を通して身につく力などを中心にまとめてあります。
世界史を担当する村山先生は「ベルリンの壁崩壊」「ドイツ統一式典」「ソ連8月クーデター」など現代世界史の現場を当日体験。その体験を交えた臨場感あふれる講義が醍醐味です。実はTwitterも使用しており、世界情勢について鋭い意見だけでなく、世界史に関する豆知識なども飛ばしています。
村山先生の世界史通史編の評判
トップ&ハイレベルである世界史通史編は早慶・MARCH・関関同立をはじめ、旧帝大・一橋・筑波・首都大など難関大を受験する人を主な対象としています。また中堅私大志望の人でもついていけないという訳ではなく、毎授業しっかり復習して努力を積み重ねれば目標以上の実力がつくでしょう。
授業では第一に「因果関係」を明確にし、「なぜそうなったのか」ということを理解します。特に地理的条件と文化の発生・衝突を結び付けることで、歴史的事件の真相が自分で解釈できた時は世界史の面白さを感じます。
特に世界地理を把握しながら勧めるので、歴史の縦のつながりと横のつながりを正確に把握できます。このことが難関大で出題されるような複合問題に対応できる力が身につきます。
授業一覧
- 人類の起源・古代オリエント①
- 古代オリエント②
- 古代ギリシア①
- 古代ギリシア②
- 共和制ローマ
- 帝政ローマとキリスト教の成立①
- 帝政ローマとキリスト教の成立②
- インドの古代史
- 中国文明の誕生~秦
- 前漢・新・後漢
- 魏晋南北朝
- 隋~盛唐
- 中唐~宋
- イスラーム以前の東南アジアと遊牧民・朝鮮
- 初期イスラーム史
- イスラーム世界の分裂①
- イスラーム世界の分裂②
- ゲルマン人の大移動・フランク王国とローマ教会
- ノルマン人・ビザンツ帝国・十字軍
- 商業の復活・神聖ローマ帝国史
- 中世イギリス・フランス史と百年戦争
- モンゴル帝国と元
- 明
- 清とその周辺
- ティムール朝・サファヴィー朝・オスマン帝国
- インド通史(ムガル朝以後)・カンボジア&ユーゴ&ルワンダ内戦
- ルネサンス・宗教改革
- ヨーロッパ主権国家の成立① 宗教戦争
- ヨーロッパ主権国家の成立② フランス
- ヨーロッパ主権国家の成立③ プロイセン・オーストリア
- ヨーロッパ主権国家の成立④ ロシア
- イギリスの革命
- 産業革命・アメリカ独立革命
- フランス革命
- ナポレオン・ウィーン体制
- 19世紀フランス・イギリス史
- アイルランド史・イタリアとドイツ統一
- オスマン帝国・19世紀ロシア史・東方問題
- 19世紀アメリカ合衆国史
- 清末~中華民国の成立
- 第一次世界大戦への道
- 第一次世界大戦とロシア革命
- 第二次世界大戦への道
- ヨーロッパの第二次世界大戦
- 冷戦(雪どけまで)
- 冷戦(雪どけ以降)
- 中東現代史
- 中東現代史・日米開戦までのアメリカ合衆国史
- 東南アジア&フランス近現代史・戦後アメリカ合衆国史
- 朝鮮現代史・中国現代史
参考までに、YouTubeで公開されている村山先生の通史編のサンプル動画をご覧ください。
村山先生の世界史文化史編の評判
この文化史編講座だけで、世界史で出題される「文化史」の項目の90%以上をカバーできます。残り10%は対策にかける時間だけのメリットがないので、この講座だけで世界史文化史は十分です。
キリスト教や儒教、ヨーロッパの建築史や近現代経済思想史などを体系的に解説していくので、膨大な情報も整理して覚えることができます。個別の文学作品については大体1分ほどで要点を伝えてくれるので、多数覚えてないといけない本の名前も抵抗なく受け入れることができます。
授業一覧
- キリスト教の歴史とその周辺(1) -ユダヤ教からキリスト教へ-
- キリスト教の歴史とその周辺(2) -ルネサンスから宗教改革へ-
- キリスト教の歴史とその周辺(3) -ヨーロッパ建築史-
- キリスト教の歴史とその周辺(4) -経済思想史-
- キリスト教の歴史とその周辺(5) -西洋絵画史-
- キリスト教の歴史とその周辺(6) -ヨーロッパの文学作品と文化人-
- キリスト教の歴史とその周辺(7) -ドイツ哲学史と近現代の欧米文化人-
- キリスト教の歴史とその周辺(8) -現代欧米文化人およびヨーロッパ音楽史-
- イスラーム文化+α
- 中国文化史(1) -中国宗教史-
- 中国文化史(2) -中国宗教史および前漢までの文化史-
- 中国文化史(3) -後漢から清までの文化史-
※画像はスタディサプリ公式サイトより
以上、「スタディサプリの高3向け世界史の講座紹介と評判」でした。