実践女子大学志望者にお勧めのスタディサプリの講座

実践女子大学を志望する人にお勧めのスタディサプリの講座をまとめました。

 

実践女子大学のレベルとスタディサプリにある講座を照らし合わせて厳選してあります。各講座の概要も載せてあります。実践女子大学は偏差値40~55ぐらいで、全国的に見て平均的な難易度です。

 

一般入試の倍率は年度によって上下しますが、おおむね2倍前後なので、比較的入りやすい大学です。しかし、2014年に文学部と人間社会学部が日野市から渋谷にキャンパスを移したので、今後少しづつ人気が出てくるかもしれません。

 

スタディサプリの講座レベルに照らし合わせれば、スタンダードレベルです。ただ生活科学部の食生活―管理栄養士学科は群を抜いて人気があり、偏差値は50~55、倍率も5倍前後と難易度が高くなります。この場合、ハイレベルも見据えてしっかりと勉強しなければならないでしょう。

 

また、本ページではセンター利用を省いて、一般入試(個別試験)のみを対象とした講座を紹介しています。センター試験を利用する場合は、随時対策講座を受講してください。

 

本ページの目次

  1. 実践女子大学の偏差値
  2. 英語
  3. 国語
  4. 社会
  5. 数学
  6. 理科

 

実践女子大学の偏差値

  • 文学部…37.5~47.5
  • 人間社会学部…45~47.5
  • 生活科学学部…37.5~55

※生活科学学部に関し、食生活―管理栄養士学科のみ偏差値は50~55と高めです。

 

英語

講座名

講師

スタンダードレベル英語<文法編>

関 正生

『丸暗記のない英文法』を授業します。What do you do?(お仕事は何?)という会話表現を暗記したり、willを『でしょう』と訳したり、be to構文の5つの意味を暗記したり、『メガフェプス』なんて意味不明なことを覚えたり、分詞構文のたくさんの訳し方を暗唱したり、仮定法の目印はifだと思ったり、受動態は『~される』だと言われたり…… こんな丸暗記英語を一掃します。
さらに、全国の入試問題を徹底的に分析して、重要かつよく出る問題、長文にもつながる問題を扱います。昔は出たけど今の入試では出ていない問題(たとえばtry to ~ とtry -ingの区別)は扱わない、state-of-the-artな(最先端の)講座です。

スタンダードレベル英語<読解編>

肘井 学

前期・後期合計で24講からなる大学受験英語の授業です。「前期」(1~12講)は徹底して、独学で必ずつまずく「短文」の処理から。「後期」(13~24講)は、センターの過去問を題材に、13~18講まで文と文のつながりを見抜く論理展開の授業を「中文」で。19~24講までは、MARCHのやや簡単な英文を題材に、「長文」総合演習となります。この授業が難しい場合は、高2スタンダードレベルの読解編の授業から入ってください。

 

 

国語

講座名

講師

スタンダードレベル現代文

小柴 大輔

素材=有名私大およびセンター試験からスタンダードと呼べるものをセレクトしています。ちょっと難しいかなというものについては、二回に分けて扱うなどの工夫をしています。加えて、入試本番での的中をねらったオリジナル問題も入れてあります。他のどんな科目よりも、現代文学習では、よい素材(文章と設問)にあたることがとても大切です。
文章のテーマ=「芸術論」「言語論」などもっともよく登場するものはもちろんのこと、「都市論」「家族論」「旅論」「メディア論」「情報化社会論」など広範に及び、みなさんの教養世界を広げる文書資料にもなっています。方法論=入試現代文は「書き言葉の日本語理解力」を問います。日常生活のオーラルな日本語ではなく、「思考のことば」「リテラルなことば」の力が問われます。これは自然にみにつくものではありません。きちっとした方法的指導が必要な分野です。そこでこの講座では一本筋の通った読み方、解き方を指導いたします。

スタンダードレベル古文<読解編>

岡本 梨奈

初見の古文を自力で読む為には、「文法」と「単語」はもちろんのこと、「読解のルール」を理解していなければいけません。 本講座では、実際の入試問題を使って、「主語把握方法」「会話文中の主語判断法」などの「読解のルール」を中心に解説します。 10講座分終えた後、自力で古文が読めるようになっていますよ!

古文<文法編>

岡本 梨奈

今まったく古文の勉強をしていないという人でも、入試に必要な文法知識が、たった12回で身についてしまう講座です。「用言(動詞・形容詞・形容動詞)」「助動詞」「助詞」「敬語」などの知識を、要領よく、基本事項からきちんと確認をし、入試問題で実践演習。早稲田や上智、国公立などのいわゆる難関大の文法問題も解けるようになりますよ!さらに、「ただの文法の知識」としてだけでは終わらせず、「読解にいかす」文法の説明も展開しています。

 

 

社会

スタディサプリの世界史と日本史は難易度がトップレベルまたはハイレベルが主な対象とされています。そのため、少々難しく感じるかもしれませんが、社会系の科目は予習・復習をしっかりと行えばついていけないことはありません。世界史も日本史も、歴史の流れを理解して、言葉を覚えればよいからです。難しいことはありません。

 

講座名

講師

トップ&ハイレベル日本史<通史編>

伊藤 賀一

この授業は、早慶・MARCH・関関同立をはじめとする難関私大や、旧帝大・一橋・筑波・首都大など難関国公立大を受験する人に、土台となる知識をつけてもらうためのものです。原始~現代まで、文化史を除く通史(政治史・外交史・社会経済史)を60~80分の50講で、コンパクトに解説していきます。
「前期」(1~25講)はややゆっくりと、「後期」(26~50講)はスピーディに展開されます。基本的に、現代に近づけば近づくほど説明は早くなります。予習は必要ありません。テキストを作り込んであり、線を引く以外の作業、すなわち板書は極力少なくしていますので、自分で用意した手元の図説資料を参照しつつ、授業を聞くことに集中してください。

トップ&ハイレベル日本史<文化史>

伊藤 賀一

難関私大・難関国公立大で必要な文化史の知識すべてを12講ぶんに入れ込みました。一般私大・国公立大二次やセンターのみの場合、テキストの太文字までで満点近くが可能です。必ず図説資料(どの出版社のものでもよい)を参照しつつ受講してください。受講後は、「はじめに」で推薦しているような一問一答集と問題集・過去問演習をこなし、気付いた点はどんどんテキストに書き足していく形式をとってください。

トップ&ハイレベル世界史<通史編>

村山 秀太郎

『トップレベル&ハイレベル世界史』という名称のとおり、最難関大学の世界史受験に耐えうる世界史の地力を養いつつ、確実に合格ラインをクリアするために覚えるべき事項を明示する講座です。前者は授業により、後者はこの講座のオリジナルテキストによりなされます。通史ですから詳細な文化史は入りません。テキストは授業の内容にぴったり対応しており、かつ穴埋め講義形式ですから定着と演習が同時進行します。最後にハイレベルの選択問題でトップレベルに到達します。
分厚いものなので冊子を購入したほうが使い勝手がよいでしょう。世界史をゼロから始めてまずは基礎力を固めつつ入試問題をかいまみたい受験生や高校1・2年生は、私が書いたこの講義と同じ講立ての『世界史トータルナビ』(学研)を併用するとよいでしょう。また授業中は黒板に地図を書きますが、それには限界がありますので、受講の際には各自必ず愛用の資料集を開いて受講してください。

トップ&ハイレベル世界史<文化史>

村山 秀太郎

受験世界史で出題される「文化史」の項目の90%以上を確実に明示する講座である。キリスト教や儒教、ヨーロッパの建築史や近現代経済思想史などの「 体系」を説き明かし、ヨーロッパや中国の個別の文学作品については約1分で要点を伝えている。
受験生にとって必須の範囲内の内容を、受験レベルよりはるかに深い本質レベルから解説する講座であるが、同時におとなにも通勤の電車のなかでイアホンで楽しんでいただける内容となっている。テキストは、ヨーロッパの代表的な人物プロフィールのみ準備した。名前と太字を覚えてほしい。そのなかには、受講生各人に読んでもらい決着をつけている人物も数人いる。

 

 

数学

実践女子大学で数学受験する場合は、数学ⅠAだけで大丈夫です。講座はひとまとまりになっていますが、授業は単元ごとに分かれていますので、ⅠAの単元だけ受講すれば大丈夫です。

 

講座名

講師

スタンダードレベル数学IAIIB

山内 恵介

入試問題をベースに数学ⅠAⅡBを見直すための講座です。『前期』(1講~24講)は入試問題を解くために必要なベースとなる公式や解法を単元別に学んで行きます。『後期』(25講~48講),前期の単元別学習に加え,「総合問題」で考え方の幅を広げ、融合問題にもチャレンジして行きます。入試問題は,公式を覚え,それに当てはめるだけで解けるものばかりではありません。実際の入試問題を通じ,どういった場面で,どういうことを解決するために公式や典型的な解法を使うのか。その考え方や解答の組み立て方を動画を通じてお伝えします。

 

 

理科

スタディサプリの理科は化学がかなりコンテンツが豊富です。「理論編」「有機編」「無機編」の3種類あります。しかし、「化学基礎」がありません。そのため、ひとまず生物を紹介しておきます。生物は「生物基礎」が用意されています。また、ステップアップ用に、二次試験対策用の「生物」もあるので安心です。

 

講座名

講師

生物基礎

牧島 央武

本講座では、主に初学者の人に向けて“生物基礎”の内容を扱います。全12回の講義を通して、生物基礎の知識の確認と、問題を解くために必要な着眼について解説していきます。各講は前半が講義形式、後半が解説になっているので、まずは前半の視聴をしてから、テキストの問題にあたり、その後に後半を視聴するようにしてください。各講のテーマは、細胞・分子レベルから個体レベル、生態系レベルへと、つながりを意識して構成してあります。最初は抵抗の少なそうな単元からで構いません。繰り返し視聴して、その分野への耳慣れを作っていきましょう。

生物

牧島 央武

本講座では、二次試験で生物を利用する人達に向けて、生物基礎・生物の両方の内容を扱います。講義の前半は、基礎事項の確認や問題を解く上で必要な着眼について説明し、後半は演習問題の解説を行います。前半の導入はかなり基礎的な内容から始めるので、生物が苦手な人でも視聴しやすい構成になっています。講義全体はテーマに応じて大きく8章に分かれています。ある程度学習が進んでいる人は、苦手なテーマから選んで視聴しても良いでしょう。初めて生物を学ぶ人は、第一章から、視聴の前後に教科書の同じテーマの範囲を通読しながら視聴を進めると効果的です。不安なテーマについては繰り返し視聴し、積極的に理解を深めておきましょう。

 

 

 

以上、実践女子大学志望者にお勧めのスタディサプリの講座紹介でした。