自宅で気軽に学習できるスタディサプリは不登校児童に最適

昔も今も、学校に行きたくない子供はたくさんいます。友達との関係が悪化したり、いじめがあったり、先生が嫌だったり…もしくは、単に人がたくさんいる場所が嫌だという理由で不登校になるかもしれません。小中学校における不登校児童の数は、近年緩やかに減少傾向があるとはいえ、全国で約11万人います。

 

不登校になった子供

 

親としては一にでも早く学校に行ってもらいたい気持ちが強いでしょう。しかし、子供が安心して学校に通えるようになるのには、その原因を取り除かなければなりません。しかし、現実にはその原因がはっきりとわかっている場合でも、なかなか簡単にはいかないことでしょう。だからあなたは悩んでいるはずです。

 

ただ将来的に学校に通えるようになったとして、一番の心配事は子供が勉強についていけないことです。小中学校で不登校になった児童の多くは、自宅で勉強する習慣がついていません。特に、小学校から中学校、または中学校から高校に入るタイミングで学校に復帰するケースで問題になります。過去を清算して新しい環境で学校に通いたい。そう思っても勉強についていけない。それでまた、くじけてしまうケースがあります。

 

そこで小中学校で不登校児童にお勧めなのが「スタディサプリ」です。スタディサプリはパソコンやタブレット、スマートフォンで映像授業を見て勉強できるサービスです。小中学校のカリキュラム(単元)に合わした授業を動画という形で配信しています。専用のテキストもダウンロードして印刷することができます。

 

 

これはYouTubeで公開されているスタディサプリのCMです。気づいた人もいるかもしれませんが、スタディサプリは株式会社リクルートが運営しています。タウンワークやSUUMO、じゃらんなど様々な情報サービスを提供している大企業です。このリクルートが教育事業の革命として打ち出したのが「スタディサプリ」です。

 

スタディサプリが不登校児童に最適な5つの理由
  1. 学校のカリキュラム(単元)と同じ授業を自宅で気軽に勉強できる。
  2. どの単元の授業でも、好きなように選んで受けられる。
  3. 子供の実際の学年に関係なく、小学校4年~中学校3年までの内容を自由に勉強できる。
  4. 入会金・退会金なし。月額980円(税抜き)のみで経済的負担が少ない。
  5. 子供用と親用のアカウントが分かれており、子供が勉強した内容を親用のアカウントで確認きる。

 

実際に不登校になった子供がこのスタディサプリを楽しんでくれるかはわかりません。ただ、こういうのもあるよ、と選択肢を与えておくことはできます。スタディサプリはいつ始めても大丈夫。好きなところから勉強できる。嫌になったらしなくてもいい。子供の主体性に任しきってしまうのがこのサービスのデメリットですが、不登校の子供にはこのくらいが、ほどよい距離感だと私は思います。