12月はスタディサプリで追い込みをかけよう
12月になると高校3年生・浪人生はセンター試験のことで頭がいっぱいだと思います。センター試験の過去問の点数やセンタープレ模試で思うような結果が出ずに悩んでいる人も多いでしょう。
そこで今回は、私が受験生の時をふりかえりつつ、教員としての経験も踏まえて、12月にするべきことをまとめてみようと思います。
高校生活最後の定期試験で弾みをつける
高校3年生にとって2学期の期末試験(または後期の中間試験)が高校生活最後の定期試験です。正直ここでの結果は入試に関係ないので、完全に手を抜く生徒も少なくありません。でも、30歳を超えて思うのは、高校生活で無駄な勉強というのはないんですよね。だから少なくとも後味が悪くならないように最低限学校の勉強をして気分よく冬休みに入れるようにしましょう。逆に定期試験でいい結果を出して、モチベーションあげて冬休みに入ったほうが気合が入ります。
冬休みは新しいことに手を付けない
逆の意見の人もいるかもしれませんが、冬休みは新しいことに手を付けずに、苦手な分野の補強に専念するべきだと思っています。新しいことの理解・記憶の定着には相当時間がかかります。それは身をもってい体験していると思います。勉強は3カ月後に結果が出始めるというように、今更新しいことをしても本番に間に合いません。それならば苦手科目・分野を克服したほうが点数の伸びの見込みが高いです。
苦手分野はスタディサプリでピンポイント復習
スタディサプリのメリットは、すべての分野を自由に選択して勉強できるところです。今こそ、そのメリットを最大限に活用する時期です。
また、今なら通常の録画授業とは別にライブ授業形式の冬期講習が開催されています。すでに終了している講座もありますが、もし予備校の冬期講習を取っておらず、興味のある講座があれば試しに受講してみるのもよいでしょう。
>>スタディサプリの冬期講習の概要と講座紹介
センター試験の過去問ほど優秀な教材はない
10月はスタディサプリでセンター試験対策を始める時期でも述べましたが、センター試験は各教科の教科書全範囲から満遍なく出題されており、なおかつ非常によく練られた良問の集まりです。ちなみに、問題作成は色々な大学の教授が極秘裏に行っており、半年以上、精査に精査を重ねて作られているようです。時事問題が夏ころまでしか扱われないのは、この長期間に渡る制作時間が理由です。
センターの過去問は総復習や苦手分野の洗い出しに使えます。また、予備校が出版するセンター過去問にはしっかりとした解説がついているので、間違えたところだけでなく、正解だったところも解説を読み込むことで相当な力がつきます。
あと2ヶ月か、3ヶ月か、もう少しです。引き続き気合を入れていきましょう。