スタディサプリの中学生向け数学講座の詳細と評判
中学生の数学はとにかく難しい!特に方程式を苦手とする生徒が多いと思います。しかし方程式は高校受験だけではなく、高校に入ってからも使う重要な単元です。苦手なままにしてはいけません。
そこで役立つのがスタディサプリです。学校の授業がわからないのは、聞きなおしたり、じっくり考えたりする時間がないから。スタディサプリなら動画を止めて考えたり、何度も見直したりすることができます。だから苦手な科目・単元を克服するのに最適です!また数学が得意な人はどんどん先に進むことができるし、応用レベルで難問にチャレンジすることもできます。
そこで今回はスタディサプリの数学の授業一覧と評判をまとめました。
山内 恵介(やまうち けいすけ)先生 |
大辻 雄介(おおつじ ゆうす)先生 |
山内先生は中学1~3年の基礎レベルを担当。 |
大辻先生は中学1~3年の応用レベルを担当。 |
中学1年生から3年生まで順番にまとめています。見たい学年を選択すると、本ページの該当部分へスキップできます。
中学1年生の数学
授業一覧
基礎レベル |
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応用レベル |
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中学1年生の数学の評判
今回私が受けたのは基礎レベルの最初の講座「正の数、負の数①」です。担当は山内先生です。
山内先生は話し方にすごい特徴があります。なんていうか、小学校の演劇部のように、抑揚がはっきりし過ぎていて、語尾が小さい。慣れないうちは聞きづらいかもしれません。
さて、数学の最初の授業ですからね、一体どんな授業をするか楽しみです。
富士山の高さは何メートルか?
お、いきなりですけど、質問の意図がわかりません。しかし、もうすこし聞いてみましょう。
①3776m
②1776m
③224m
どれも合っている。ただ視点がちがうだけ。
え?どういうこと?意味がわからないまま先に進みます。
①は地上0mから頂上までの距離
②は地上2000mから頂上までの距離
③は地上4000mから頂上までの距離
な、なんだい!へりくつじゃねーか!
はい。ここで①②と③は見方が違いますよね。この場合以下のようにあらわします。
①→ +3776m
②→ +1776m
③→ -224m
「+」は正の記号。ある基準より大きいことを表す。
「-」は負の記号。ある基準より小さいことを表す。
…なるほど。小学校までは「-」の概念がなかったので、こうした例え話を用いたわけですね。ちょっと唐突ですけど、こうした例えがあるかないかは、その単元の理解度に大きくかかわります。山内先生、ありがとう!
この後、練習問題に入っていきます。
さて、ちょうどこの授業のサンプル動画がありましのたで、ぜひ参考にしてください。
中学2年生の数学
授業一覧
基礎レベル |
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応用レベル |
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中学2年生の数学の評判
今回私が受けたのは基礎レベルの最初の講座「文字式による説明」です。担当は山内先生です。
説明?なんじゃいそれ、と思ったらどうやら「証明」ということらしい。「証明」というのは、ある事柄に対して、証拠を示しながら説明することです(たぶん)。それを数学で行おうということですね。
1+2=3
2+3=5
3+4=7
…
99+100=199
以上のように、「連続する2つの整数の和(合計)は奇数」になる。
このことを文字式を使って証明せよ。
んほぉ。いきなり難しい。いや証明も何も、実際に試せばそうなるじゃん?では、だめらしい。
悩んでいると、最初なので山内先生が解説していきます。
整数をどんどん並べていくと
1、2、3、…、n、n+1
と、文字を使って表現できる。
そこでnとn+1を足してみる。
n+(n+1)=n+n+1
=2n+1
どんな数でも2をかける(2倍する)と偶数になります。
そして、偶数に1を足せば必ず奇数になります。
つまり、「連続する2つの整数の和(合計)は奇数」になる。
なるほどね。言われてみればわかるけど、これを自分で書くのは大変だ。
そうです、証明は「書く」必要があるのです。実際にこの後練習問題をいくつか行います。ただ山内先生は、一見当たり前のようなことでも、しっかりと丁寧に説明してくれます。特に数学が苦手という人は、学校でわからないまま流されていってしまったことがありますよね?
スタディサプリではそんなことありません。丁寧な説明だし、動画は停止したり巻き戻してみることもできます。ぜひ一度、受けてみてください。
中学3年生の数学
授業一覧
基礎レベル |
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応用レベル |
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中学3年生の数学の評判
スタディサプリの中学3年生の数学は2人の先生が担当しています。基礎レベルを山内 恵介(やまうち けいすけ)先生、応用レベルを大辻 雄介(おおつじ ゆうすけ)先生が担当しています。
今回は2次方程式の最初の単元を受けてみました。まずは2次方程式って何?っていうところからスタートします。例えとして既に習っていた1次方程式と比較します。
2x=5
これが1次方程式です。問題を解くときはこのまま2で割ればよいのですが、1次方程式は「1次式=0」の形になります。
2x-5=0
これです。二次方程式とは同じように、「2次式=0」の形になります。
2x^2+5x-9=0
こんな式ですね。
※「^2」は2乗をあらわします。実際は数字の右上に小さく「2」を書きますが、パソコンではこう表記します。
ふんふん。まぁ最初は2次方程式って何だろうってところを丁寧に解説していき、その後に実際に解き方を学んでいきます。
山内先生はすごいメリハリのある口調で、いかにも数学の先生ぽいです。説明はすごい丁寧です。当たり前のことも、一度は全部説明します。そうしないと、まったく勉強してない生徒はわからないですからね。数学が苦手な生徒に人気があるというのも納得です。数学が得意な人は面倒だと感じるかもしれませんが、基礎レベルですから我慢しましょう。
大辻先生は応用レベルを担当しており、今回は2次方程式の「因数分解で解く方法」を受けてみました。
まず2次方程式を解く方法は3つある。
- 因数分解
- 平方完成
- 解の公式
あれ?そうだっけ?
もう自分の記憶が消えていることに困惑。
x^2+x-30=0
※「^2」は2乗をあらわします。実際は数字の右上に小さく「2」を書きますが、パソコンではこう表記します。
これは因数分解すると、以下の式になる。
(x+6)(x-5)=0
掛け算をして0になるということは、どちらかが0になる。だから、(x+6)または(x-5)どちらかが0になるということ。
x+6=0
x=-6
x-5=0
x=5
つまり、x=-6,5
ということになる。
大辻先生は数学と言うか、美術の先生のようなイメージです。すごいおしゃれと言うか、ダンディーでおだやか。説明はゆったりとしていいて、聞きやすい。ただ応用レベルだから、基礎の基礎がわかっている前提です。個人的にはx^2+x-30=0をどうやって(x+6)(x-5)=0にするんだ?と思いましたが、これは基礎レベルで学習する内容なんですね!だから大辻先生の応用レベルの授業を受ける人は必ず基礎レベルをマスターしてから受けることをお勧めします!
以上、スタディサプリの「中学生の数学の授業一覧と評判」でした。