スタディサプリの中学生向け英語講座の詳細と評判

今もっとも注目されているWEB学習サービスである「スタディサプリ」で高校受験に備えようという中学生が増えています。その理由は、「いつでも」「どこでも」「何度でも」勉強できるという利便性の高さにあります。学校や塾と違い、映像授業であるスタディサプリの講義は、自分のペースで自由に受けられるから、効率よく勉強できるのです。

 

そこで今回はスタディサプリの中学生の英語の授業の一覧とその評判をまとめました。

 

英語の先生はどんな人?

竹内 健先生

関 正生先生

竹内 健先生の顔写真

関 正生先生の顔写真

竹内先生は中学1年から3年の基礎レベルと中学1年の応用レベルを担当。
竹内先生は早稲田大学1年次より予備校・塾で教壇に立ち、大学卒業後も大手進学塾で活躍している先生です。特に私立最難関高校や公立トップ高校の合格者を多数出し続けています。竹内先生の授業を受ければ英語が苦手な人も得意になるでしょう。

関先生は中学2年と3年の応用レベルを担当。
関先生は東進ハイスクールを経てスタディサプリなどで受験英語の第一線を引っ張っている超人気講師です。予備校時代は250人を収容できる教室は連日満員。予備校業務以外でもテレビやラジオに出演したり、様々な著書を出版するなど多方面で活躍中です。

葉一先生

葉一先生

葉一先生は中学1-3年生英語 教科書対応を担当。
塾講師として活躍後、独立。YouTubeの「とある男が授業をしてみた」というチャンネルで勉強動画を配信しており、1ヶ月で100万回以上再生され、毎日3000時間以上の動画が再生されている。その動画を支持する人は5万人を超え、その数は日々増えている。

 

中学1年生から3年生まで順番にまとめています。見たい学年を選択すると、本ページの該当部分へスキップできます。

中学1年生の英語

授業一覧

基礎レベル

1.アルファベット
2.ローマ字・英単語
3.I am ~. と You are ~. の文
4.He[She, It] is ~. の文
5.This[That] is ~. の文
6.一般動詞の文
7.一般動詞の文の否定文と疑問文
8.複数形(1)
9.複数形(2)
10.人称代名詞(目的格)
11.形容詞・副詞
12.前期確認テスト

13.命令文
14.一般動詞(3人称単数)
15.一般動詞(3人称単数)の否定文・疑問文
16.人称代名詞と疑問詞whose
17.前置詞・疑問詞(1)
18.疑問詞(2)
19.現在進行形
20.助動詞can
21.一般動詞の過去形
22.一般動詞の過去形(否定文・疑問文)
23.be動詞の過去形
24.後期確認テスト

応用レベル

1.オリエンテーション
2.アルファベット
3.人称代名詞(主格)
4.This[That] is ~ . の文
5.形容詞
6.一般動詞
7.一般動詞の文の否定文と疑問文
8.副詞
9.複数形(1)
10.複数形(2)
11.人称代名詞(目的格)
12.前期確認テスト

13.命令文
14.一般動詞(3人称単数)
15.一般動詞(3人称単数)の否定文・疑問文
16.時刻・曜日の文
17.疑問詞(1)
18.疑問詞(2)
19.現在進行形
20.助動詞can
21.一般動詞の過去形
22.一般動詞の過去形(否定文・疑問文)
23.be動詞の過去形
24.後期確認テスト

 

中学1年生の英語の評判

スタディサプリの中学1年生の英語は竹内 健(たけうち けん)先生が担当しています。

 

今回は英語でつまづきやすい「複数形」の授業を受けてみました。なんでつまづきやすいかって、複数形の概念が日本語にはないからです。私も塾講師をしていたとき、この辺を教えるのは一苦労しました(遠い目)。

 

竹内先生は最初に、黒板一面を使ってい以下の3つの例を使って、日本語と英語の複数形の表現の違いを説明します。

 

日本語の「机」を例にあげると、「1つの机」も「2つの机」も同じ「机」と書きます(言います)よね。

 

でも英語は違います。英語で「机」は「desk」です。「1つの机」は「a desk」ですが、「2つの机」は「two desksと書きます(言います)。つまり2つ以上の「desk」は、「s」をつけるというルールがあるのです。これが英語の「複数形」です。

 

例1

日本語

(1つの)机

2つの机

英語

a desk

two desks

例2

日本語

(1つの)腕時計

3つの腕時計

英語

a watch

three watches

例3

日本語

(1つの)国

5つの国

英語

a country

five countries

 

他にも腕時計「watch」は「watches」となり、国「country」は「countries」という複数形にしなければなりません。

 

あれ?「s」とつければいいんじゃないの?

 

そうなんです。英語の複数形の面倒なところは、単純に「s」をつければいいとという訳ではないところです。あるルールに従い、「es」をつけたり、「yをiにかえてes」をつけたりするのです。

 

 

 

以上の内容は竹内先生が授業の最初で説明してくれた内容です。

 

私たち日本人は自然と日本語を覚えましたけど、それでも無意識に日本語のルールを守っていますよね。でも、日本人にとって英語は意識してルールを覚えて守らなければ使えません。竹内先生はこのルールを非常にわかりやすく説明してくれます。特に日本語と比べて説明してくれるので、「英語には英語のルールがあって、それは日本語とこういうところで違うんだ」しっかりと理解できます。

 

教員の私の目から見ても、竹内先生の授業は日本人が英語を学ぶ上で大事なツボを抑えている感じがしました。いや私は社会科ですけど、そう感じました。特に英語が苦手な人に受けてもらいたい授業です。

 

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中学2年生の英語

授業一覧

基礎レベル

1.オリエンテーション
2.be動詞の過去形
3.一般動詞の過去形
4.未来を表す文
5.助動詞(その1)
6.助動詞(その2)
7.命令文
8.文型
9.不定詞(1)
10.不定詞(2)
11.動名詞
12.前期確認テスト

13.There is 構文
14.名詞・形容詞
15.副詞・代名詞(1)
16.代名詞(2)
17.接続詞
18.比較(1)
19.比較(2)
20.比較(3)
21.接続詞
22.受動態(1)
23.受動態(2)
24.後期確認テスト

応用レベル

1.オリエンテーション
2.「名詞」の考え方
3.be 動詞の過去形・過去進行形
4.「未来」を表す表現
5.助動詞(1)
6.助動詞(2)
7.助動詞(3)
8.There is ~ 構文
9.接続詞(1)
10.接続詞(2)
11.接続詞(3)
12.前期確認テスト

13.代名詞
14.不定詞(1)
15.不定詞(2)
16.不定詞(3)
17.動名詞
18.文型
19.比較(1)
20.比較(2)
21.比較(3)
22.比較(4)
23.受動態
24.後期確認テスト

 

中学2年生の英語の評判

スタディサプリの中学3年生の英語は2人の先生が担当しています。基礎レベルを竹内 健(たけうち けん)先生応用レベルを関 正生(せき まさお)先生が担当しています。

 

竹内先生の授業の評判

基礎レベルは竹内先生の「助動詞」を受けてみました。最初は「must」と「have to」についてでした。

 

「助動詞は相手に強い思いを伝えるときに使う」らしいです。確かに今回の「must」も「have to」も「~しなければならない」ですからね。でも、この2つの違いはなんでしょうか?最初に思う疑問です。

 

must=助動詞
have to=一般動詞

 

え!ああぁ、確かに、言われてみれば「have」ってそもそも「持つ」とか「食べる」とかって意味でしたよね!

 

でもポイントはそこじゃない。竹内先生はここから本領発揮。

 

must=話し手の気持ちに基づく「しなければならない」
have to=客観的(強制的)な「しなければならない」

 

なんですって!初めて知りました!

 

だから例えば、来週デートだからダイエットしなければ!と言うときは「must」ですよね。でも来週ボクシングの試合だから減量しなければ!と言うときは「have to」になるわけですね。だってボクサーは減量しないと失格になりますからね、強制的です。

 

竹内先生さすがです。かなりわかりやすかったし、英語の根本的な部分を理解できた気がします。それでも基礎レベルですからね、大事なことをわかりやすく教える技術がすばらしいです。

 

今回私が受けた授業ではありませんが、YouTubeで公開されている竹内先生の授業動画を載せておきます。単元は「未来をあらわす文」です。

 

 

 

関先生の授業の評判

応用レベルは関先生です。わたくし、関先生の大ファンです。教科書では難しいから濁して説明しているところをしっかりと解説してくれます。でも難しくない、簡単でわかりやすい説明なんです。

 

受けたのは「名詞の考え方」です。

 

たくさんの学生がいる。
たくさんの学生たちがいる。

 

日本語だとどちらでも理解できるし、意識して使い分けている人はいないでしょう。これは日本語は「空気を読む」からです。なんとなくわかるということ。

 

でも英語は違う。

 

学生がたくさんいるなら「many students」になる。

 

これは前置きの話で、今回の本題は英語における「可算名詞」と「不可算名詞」。つまり、数えられる名詞かどうかをどのように判断するかです。

 

ハッキリとイメージできないものは、英語では数えられない名詞=不加算名詞
→①目に見えないもの
→②切ってもOKなもの

 

①の例は「情報」。「情報」そのものは目に見えないですよね。だから英語では数えられない名詞=不加算名詞です。でも日本語だと「よい情報が2つある」なんて言えるから注意が必要です。

 

②の例は「チョーク」。「チョーク」は切っても(折っても)「チョーク」ですよね。だからから英語では数えられない名詞=不加算名詞です。でも日本語だと「チョーク3本」と数えられるから注意が必要です。

 

このように、日本語ではとりあえず何でも数えちゃうけど、英語だとちゃんと数えられるものかどうかを判断します。授業ではもっと色々な具体例を挙げて説明していますので、ぜひ、というか絶対に見てほしい!

 

中学3年生の応用レベルの英語も関先生です。中学2年生の人が受けるのはちょっと難しいかもしれないけど、まじで関先生の英語はわかりやすいし、面白い、そして役に立ちます。

 

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中学3年生の英語

授業一覧

基礎レベル

1.文型(1)
2.文型(2)
3.受動態(1)
4.受動態(2)
5.現在完了(1)
6.現在完了(2)
7.現在完了(3)
8.不定詞の構文(1)
9.不定詞の構文(3)
10.不定詞の構文(3)
11.前期確認テスト

 

12.間接疑問文
13.付加疑問・否定疑問文
14.接続詞
15.前置詞
16.形容詞・副詞
17.助動詞(1)
18.助動詞(2)
19.分詞(限定用法)
20.関係代名詞(主格)
21.関係代名詞(目的格)
22.関係代名詞(所有格)
23.後期確認テスト

応用レベル

1.前置詞(1)
2.前置詞(2)
3.文型のまとめ
4.受動態(1)
5.受動態(2)
6.現在完了形(1)
7.現在完了形(2)
8.現在完了形(2)
9.現在完了形(3)
10.接続詞総確認
11.「1000単語」習得法
12.前期確認テスト

13.不定詞の応用(1)
14.不定詞の応用(2)
15.不定詞の応用(3)
16.分詞(1)
17.分詞(2)
18.関係代名詞(1)
19.関係代名詞(2)
20.関係代名詞(3)
21.関係代名詞(4)
22.否定疑問文・付加疑問文
23.間接疑問文・感嘆文
24.後期確認テスト

 

中学3年生の英語の評判

スタディサプリの中学3年生の英語は2人の先生が担当しています。基礎レベルを竹内 健(たけうち けん)先生応用レベルを関 正生(せき まさお)先生が担当しています。

 

竹内先生の授業の評判

まず、竹内先生の中3基礎レベル「文型(1)」を受けてみました。最初に「文型を学ぶと何の役に立つか」というのを示してくれます。文型と言うと、一つの文で完結しそうですが、実は他の単元や長文にもつながるらしいです。そうなのか~と、社会科の私は納得したようなしないような…。授業はあらかじめ黒板に書いてある内容を元に説明をしていきます。そのつど身近な例えを示してくれるので、結構すんなり頭に入ってきます。板書は赤と黄色のチョークで色分けして補足していくので、それをテキストに書き写していきます。スピードは、基礎レベルながら、そこそこ早いです。でも、「?」となったときは一時停止や少し戻して聞き直せばOKです!

 

関先生の授業の評判

次に、関先生の中3応用レベル「前置詞(その1)」を受けてみました。前置詞って「at」一つとっても、色々な用法があって、混乱しますよね。でも関先生は「前置詞に丸暗記はいらない」といいます。中学生レベルではできるけれど、高校では無理。だから今までは訳し方を覚えてきたけど、「核となるイメージを理解し、そこから意味を広げていく」ことが大事だと言います。

 

例えば『冷蔵庫にプリンがある』と言ったら、冷蔵庫の「中に」あるという意味です。でも英語では「in」を使いますよね。でも『東京駅に着いた』と言う場合は「at」を使いますよね。日本語では全部「に」ですま場合でも、英語では「in」と「at」、さらに「on」もある。だから日本人は英語の前置詞が苦手なんです。でもその使い分けは、核のイメージを持てば自然と使い分けができるようになる。イメージは和訳ではなくて、本当にイメージです。たとえば「at」の核部分は「一点」です。この「一点」という言葉を覚えるのではなく、イメージを持つこと。なるほどなるほどぉぉ!という感じ。

 

もうね、関先生の授業だけでも、受ける価値はあります!

 

参考までに、YouTubeで公開されている関先生のの中3英語(応用)の動画を載せておきます。単元は私が受けた授業と同じ「前置詞(その1)」です。
※スタディサプリではなく、受験サプリの動画ですが、内容的には同じです。