スタディサプリの中学生向け歴史の詳細と評判
小学校6年生で歴史を勉強しますが、中学の歴史はかなり難しい!何がって、覚えることが圧倒的に増えるからです!難しい人名だけでなく、人間関係や社会情勢の変化なども色々と覚えなければなりません。だから中学の歴史で社会が嫌いになるという子も少なくありません。
そこでスタディサプリの登場です!担当の伊藤先生は関西弁全開で面白いトーク全開!内容は難しいですが、興味深いネタから入ったり、日常の話を持ち出したりして、楽しく授業を受けられます。
というわけで今回はスタディサプリの歴史の授業一覧と評判をまとめました。
伊藤先生は大手進学塾や東進ハイスクールなど、20年以上に渡り塾・予備校・学校の教壇に立ってるベテランです。多彩な経験をベースに圧倒的な話術で展開される授業は、“教室が揺れる”と評されるほどの活気です。現在、TVプロデューサーも兼任し、最新の情報を得ることを心掛けています。 |
中学生の歴史
授業一覧
1.世界文明の発生 |
21.欧米の産業革命
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中学生の歴史の授業の評判
今回は歴史の最初の単元「世界文明の発生」を受けてみました。
伊藤先生は基本的にテキストを中心に進めるため、板書は少なめです。そのかわり、テキストを中心に色々話を広げていきます。
原始=文字のない時代
文字がないから発掘して出てきた物で判断するかしかない。
人=二本足で立っている
→手で何かできる状態
言われてみれば文字ができる以前の時代を知るには、「物」でどんな生活をしていたかを判断するしかないですよね。それでそもそも「人」の定義とは何かを説明。二足歩行しているかどうか、らしいです。動物で常に二足歩行しているのは、確かに人間だけですな。前足が両手として自由に使えるようになったのが、進化の分かれ目だったそうな。
人は牙や爪がないから、石器など物を使って活動するしかない。
人の祖先は猿人、猿人で最も古いのが700万年前にアフリカに登場した。
その後、猿人→原人→旧人→新人と進化していった。
旧人のネアンデルタール人、埋葬した形跡がある=死んだ人を悲しむ。
新人=ホモ・サピエンス=「知識のある人類」
→洞窟に壁画=芸術性を持つ
人類の道具は最初、打製石器。石を打ち砕いてそのまま使っていた。でも動物の肉や皮をはぐのには不便。だから石を研いで鋭利なナイフのような石器を作り始めた。これが磨製石器。そして食べ方も変わる。焼くだけでなく、煮る。煮るための土器を作り始めた。
手が使えるといっても、強力な牙や爪を持たない人間はどうやって生き残るか。道具を使うしかないわけですね。道具を色々と使い始めて、脳も進化していった。新しい感性=死者を悲しむ感情や芸術性ですね。
また狩猟や採集に加えて、農耕や牧畜を行うようになった。
では農耕や牧畜を行うようになると、どんな変化が起きたか?
持つものと持たざるものの差=貧富の差だ。これが身分の差になる。そして奪い合いが戦争に発展し、戦争に負けた人たちが奴隷になる。人が増えて身分の高い人が税を集め始めて、国家が出来上がっていく。
人々の生活は道具の使用によって多様化していくわけですね。作物を自分たちで作ったり、食べるための動物を飼い始めた。しかしこうした食料を持つ人と持たない人の間で、貧富の差が生まれるようになった。これが身分制の発祥とも言う。
伊藤先生の授業では、当時の環境・社会・文化など様々な背景を元に「こうして起こった」というのを説明してくれます。伊藤先生の話を聞いていると、まるで歴史的事件も必然的に発生したように思えるからすぐに頭に入ってくるし、後々復習した時もしっかりと覚えることができます。
今回私が受けた単元ではありませんが「江戸時代①」のサンプル動画がありましたので、興味がある人はごらんになってください。
以上、スタディサプリの「中学生の歴史の授業一覧と評判」でした。