【スタディサプリ】村山秀太郎先生の世界史の授業を受けてみた【体験談】
スタディサプリで世界史を担当する村山秀太郎先生の授業を受けた体験談です。
いや実はね、私も社会科の教員をしているのですが、世界史は専門ではないんですよ。私の専門は公民でしてね。だから戦後史なら結構わかるんですけど、世界史の最初「オリエント文明」であれこれ言われてもわからんのですよ。
まぁそれはともかく、同じ社会科の先輩として色々教えていただこうという気持ちで受けてみました。ちなみに、「ひでたろう」先生ですね、「しゅうたろう」ではないです(最初間違って読んでました)。
私が受けたのは高3 トップ&ハイレベル世界史(通史編)の「第二次世界大戦への道」です。
村山秀太郎先生の第一印象は「ゴルゴ13」です。知らない人もいるでしょうけど、スナイパー(殺し屋)です。眼力もそうですけど、言葉一つ一つにキレがある。ただちょっと、悪く言えば威圧的。もしかしたら怖いと感じる人もいるかもしれない。
でもね、やっぱり時代背景をよ~くご存知なんですね。語源もそうだけど、地理的な事情もおさえて説明するから、「なるほど」と納得することが多いです。授業スピードは早いですし、既に学んだことをどんどん絡めてきます。世界史は学習範囲がとてつもなく広いし、時代をとんでいろんな所で関連性があるから大変です。だから既習部分はしっかり覚えておく必要があるし、ある程度予習して授業に臨まないと頭がパンクします。そのかわりしっかりと勉強できます。
テキストは空欄補充形式です。答えも載っています。だから予習の段階で一通り空欄を埋めておきましょう。予習の段階で正確な理解は必要ありません。授業を聞いて、「なるほど、そういうことか」「あれとつながっているのか」と理解できればOKです。あとたまに関連キーワードを出してくるので、適時テキストに書き込む感じです。まじで忙しい。
- 言葉一つ一つにキレがある。すこし威圧的で怖い印象もある。
- 関連事項をバシバシ出してくるから、予習復習は必須。その分、関連事項と絡めながら世界史を理解できる。
- 予習はテキストの空欄補充をしっかりと埋めて、授業中は関連事項を書き込んでいく。
ちなみに、今回私が受けたのは「第二次世界大戦への道」ですが、話の中で人種問題とかもでてきます。民族自決とかの話ですね。そうすると、アメリカで1964年に成立した「公民権法」の話も関連事項として出てきます。たぶん、初見ですよね、普通は笑。公民権法というのは、黒人に色々な権利を認める法律です。年代的には単元よりも50年後の話ですけど、村山先生は本当に幅広く、関連事項をもってきます。だから、メモはとっておいて、復習のときに自分で調べることが大事です。
さらに余談ですが、実は最初、「人類の起源・古代オリエント①」を受けてみたんですけど、予習しないで授業を受けたらパンクしました笑。だって知らない言葉のオンパレード!
同じ社会でも、専門が違うとわかりませーん!
あ、でも、一応私は世界史・日本史・地理の教員免許もあります。教えられませんけどね!
Written by そろそろ教員免許の更新時期が近づき面倒だと思う管理人タコス
最後に、村山秀太郎先生の授業の雰囲気がわかる90秒動画をご紹介します。ぜひご覧ください。