学習院大学志望者にお勧めのスタディサプリの講座

学習院大学を志望する人にお勧めのスタディサプリの講座をまとめました。学習院大学のレベルとスタディサプリにある講座を照らし合わせて厳選してあります。各講座の概要も載せてあります。

 

学習院大学は偏差値53~58ぐらいで、伝統があり校風も立地もよく、人気がある大学です。2016年4月には国際社会科学部が新設されます。試験科目は他の文系学部と同じです。

 

スタディサプリの講座レベルに照らし合わせると、ハイレベルです。問題は比較的オーソドックスなものがほとんどなので、特別な対策をしなくても、基本問題と応用問題をこなしていけば対応できます。英作文も短文で基本的なレベルなので、スタディサプリで英作文講座を受講しなくても大丈夫だと思いますが、ほかの志望大学でも英作文があるならば受講してもよいでしょう。

 

本ページの目次

  1. 学習院大学の偏差値
  2. 英語
  3. 国語
  4. 社会
  5. 数学
  6. 理科

 

学習院大学の偏差値

  • 文学部…55~57.5
  • 法学部…55~57.5
  • 経済学部…55
  • 理学部…52.5~57.5

 

 

英語

講座名

講師

ハイレベル英語<文法編>

関 正生

『丸暗記のない英文法』を授業します。What do you do?(お仕事は何?)という会話表現を暗記したり、willを『でしょう』と訳したり、be to構文の5つの意味を暗記したり、『メガフェプス』なんて意味不明なことを覚えたり、分詞構文のたくさんの訳し方を暗唱したり、仮定法の目印はifだと思ったり、受動態は『~される』だと言われたり…… こんな丸暗記英語を一掃します。
さらに、全国の入試問題を徹底的に分析して、重要かつよく出る問題、長文にもつながる問題を扱います。昔は出たけど今の入試では出ていない問題(たとえばtry to ~ とtry -ingの区別)は扱わない、state-of-the-artな(最先端の)講座です。

ハイレベル英語<読解編>

肘井 学

前期・後期合計で24講からなる難関大英語の授業です。1~9講は、独学で必ずつまずく「短文」の処理を。10~16講は、自力では見えない文と文とのつながりを、「中文」で扱います。17~24講は、MARCH・関関同立・旧帝大よりやや簡単な大学の過去問を題材に、「長文」総合演習の授業となります。

トップ&ハイレベル英語<英作文編>

肘井 学

英作文の授業というと、「添削」が頭をよぎるかもしれませんが、本講座では一切扱いません。まずは、英作文に必要な知識、型を身に付けることを目的としております。英作文の上達に必要なのは、自分の書いたものがどうかの前に、まずは英文を組み立てる正しい知識、正しい型を身に付けることです。

 

 

国語

講座名

講師

トップ&ハイレベル現代文

小柴 大輔

「前期」(1~12講)は、トップレベル現代文のベースメントをつくります。素材は有名難関大(旧帝国大レベルの記述問題・私大は早稲田中心)とセンター試験の良問です。これらセレクトした最良質の文章と設問にアタックしつつ、文章を読む力、設問に解答できる力を涵養します。各講座の文章テーマ(日本文化論・情報化社会論など)はそれぞれの分野のモデル文章で、読書上の価値の高いものです。
さらに「後期」(13~24講)を経て、「弁証法とは」「伝統的日本文化の特性や価値観とは」「カルチュラルスタディーズとは」など教養を広げ深めます。こうして難関大の現代文入試に対応する力をつくっていきます。なお映像は、文書の対比構造を理解できるようにビジュアル的にも鮮やかに展開します。テキストも図式解説入りで、授業理解をサポートします。

トップ&ハイレベル古文<読解編>

岡本 梨奈

本講座の第1~6講は古文を、第7~10講は漢文を扱っています。古文は、まず第1講で「設問形式別解法」を伝授。「短語句解釈」「文法」「長語句解釈」「心情・理由・説明」「内容合致」の各設問をどのように解くのか、設問ごとの目の付け所を身につけよう。さらに「文学史」のオマケ付。第2講は「和歌特集」です。和歌が苦手な受験生もこれで安心!3~6講は1・2講の知識を使って演習、センターの流れを掴めるようになろう。漢文は第7・8講で「重要句法」を扱います。句法だけではなく、一番土台となる「文構造(語順)」や「置き字の知っておくべき知識」をまずはしっかり解説します。残りで演習問題、最後に漢詩で仕上げです!*第7・8講は「スタンダードレベル漢文第1~6講」のダイジェスト版です。一気にまとめて復習としても活用できます。

古文<文法編>

岡本 梨奈

今まったく古文の勉強をしていないという人でも、入試に必要な文法知識が、たった12回で身についてしまう講座です。「用言(動詞・形容詞・形容動詞)」「助動詞」「助詞」「敬語」などの知識を、要領よく、基本事項からきちんと確認をし、入試問題で実践演習。早稲田や上智、国公立などのいわゆる難関大の文法問題も解けるようになりますよ!さらに、「ただの文法の知識」としてだけでは終わらせず、「読解にいかす」文法の説明も展開しています。

 

 

社会

講座名

講師

トップ&ハイレベル日本史<通史編>

伊藤 賀一

この授業は、早慶・MARCH・関関同立をはじめとする難関私大や、旧帝大・一橋・筑波・首都大など難関国公立大を受験する人に、土台となる知識をつけてもらうためのものです。原始~現代まで、文化史を除く通史(政治史・外交史・社会経済史)を60~80分の50講で、コンパクトに解説していきます。
「前期」(1~25講)はややゆっくりと、「後期」(26~50講)はスピーディに展開されます。基本的に、現代に近づけば近づくほど説明は早くなります。予習は必要ありません。テキストを作り込んであり、線を引く以外の作業、すなわち板書は極力少なくしていますので、自分で用意した手元の図説資料を参照しつつ、授業を聞くことに集中してください。

トップ&ハイレベル日本史<文化史>

伊藤 賀一

難関私大・難関国公立大で必要な文化史の知識すべてを12講ぶんに入れ込みました。一般私大・国公立大二次やセンターのみの場合、テキストの太文字までで満点近くが可能です。必ず図説資料(どの出版社のものでもよい)を参照しつつ受講してください。受講後は、「はじめに」で推薦しているような一問一答集と問題集・過去問演習をこなし、気付いた点はどんどんテキストに書き足していく形式をとってください。

トップ&ハイレベル世界史<通史編>

村山 秀太郎

『トップレベル&ハイレベル世界史』という名称のとおり、最難関大学の世界史受験に耐えうる世界史の地力を養いつつ、確実に合格ラインをクリアするために覚えるべき事項を明示する講座です。前者は授業により、後者はこの講座のオリジナルテキストによりなされます。通史ですから詳細な文化史は入りません。テキストは授業の内容にぴったり対応しており、かつ穴埋め講義形式ですから定着と演習が同時進行します。最後にハイレベルの選択問題でトップレベルに到達します。
分厚いものなので冊子を購入したほうが使い勝手がよいでしょう。世界史をゼロから始めてまずは基礎力を固めつつ入試問題をかいまみたい受験生や高校1・2年生は、私が書いたこの講義と同じ講立ての『世界史トータルナビ』(学研)を併用するとよいでしょう。また授業中は黒板に地図を書きますが、それには限界がありますので、受講の際には各自必ず愛用の資料集を開いて受講してください。

トップ&ハイレベル世界史<文化史>

村山 秀太郎

受験世界史で出題される「文化史」の項目の90%以上を確実に明示する講座である。キリスト教や儒教、ヨーロッパの建築史や近現代経済思想史などの「 体系」を説き明かし、ヨーロッパや中国の個別の文学作品については約1分で要点を伝えている。
受験生にとって必須の範囲内の内容を、受験レベルよりはるかに深い本質レベルから解説する講座であるが、同時におとなにも通勤の電車のなかでイアホンで楽しんでいただける内容となっている。テキストは、ヨーロッパの代表的な人物プロフィールのみ準備した。名前と太字を覚えてほしい。そのなかには、受講生各人に読んでもらい決着をつけている人物も数人いる。

 

 

数学

講座名

講師

ハイレベル数学IAIIB

山内 恵介

入試問題をベースに数学ⅠAⅡBの実力を向上するための講座です。「前期」(1講~24講)は入試問題を解くために必要なベースとなる公式や解法を単元別に学んで行きます。「後期」(25講~48講)は前期の単元別学習に加え,「総合問題」で考え方の幅を広げ、融合問題にもチャレンジして行きます。
単元別に積み上げてきた実力を、必要に応じて必要なものを引き出せる力にするためには、様々な場面に出会いそれを攻略する「経験」が必要です。入試問題より厳選した「講義問題」「練習問題」は、初めて見る問題に対しどのように立ち向かい、それを自分の「経験」でどのようにクリアしていくかべきかを学べるものとなっています。1つ1つ確実にこなすことで、知識の引き出し方や新たな観点が自分のものとなるでしょう。

ハイレベル数学III

堺 義明

理系の受験生に必要なものは何でしょうか……。理系受験生として身に付けていなければいけない基本事項,計算および典型問題の高速処理方法、解答の書き方……などなど、合格している人であればきっと身に付けているであろう事柄をできるだけ多く取り入れたのが、これらの講座になります。ハイレベルは受験用の数IIIを学ぶ場でありますので、教科書レベルの基本事項を一通り学んだ後に、自分の好きなところ(もしくは嫌いなところ)からどんどん理系受験の真髄に触れてください。

 

 

理科

講座名

講師

トップ&ハイレベル化学<理論編>

坂田 薫

理論化学(一部無機化学も含む)全般を扱います。最初は化学計算の基本事項が入っていますが、化学の計算の根本になるとても大切な部分なので、クリアできている人も、再確認のつもりで最初からきちんと受講してください。
難関大の問題は、きちんと理解していないと太刀打ちできません。理論化学をマスターするために必要な背景をしっかり話していきます。そして、それをもとに、どんなパターンの問題があるのかということを演習問題を通して確認していきます。授業を通して、『なんとなく』ではなくきちんと理解し、演習問題を解けば、難関大の過去問に対応できるようになります。時間がかかっても構いませんので、一つ一つの単元としっかり向き合いましょう。

トップ&ハイレベル化学<有機編>

坂田 薫

有機化学(高分子化合物も含む)全般を扱います。最初は元素分析や異性体等の基本事項が入っていますが、難関大では、元素分析の計算も複雑になりますし、立体化学が差になる部分でもあるので、クリアできている人も、再確認のつもりで最初からきちんと受講してください。
そして、構造決定の問題を解くために、反応を頭に入れなくてはなりません。「どうやって反応が起こるのか」を講義の中で話していきますので、それをしっかり聞いて、講義に出てきた反応は、徹底しましょう。また、難関大の有機化学は、反応を頭に入れただけではなかなか問題が解けません。構造決定のポイント等も講義の中で伝えていきますので、それを思い出しながら、必ず、手を動かして解いてみてください。テキストの問題はもちろん、志望校の過去問でもいいでしょう。

トップ&ハイレベル物理

中野 喜允

基本原理の徹底理解と身のある問題演習で、難関大学への扉を開け!!物理は、ほんの少しの知識・法則を駆使するだけで、どんな問題も解けるようになります。よって、どの講義も『基本事項の確認→問題演習』の流れを組み、『基本』すなわち『本当に大事な最低限の知識や考え方』が確実に身に付くようになっています。
また、扱う問題は、入試に頻出タイプのものはもちろん、『正しい知識』や『思考力』、『やや発展的な事項だがここまでわかるとなお良い!』という内容が自然に身につくようなものを厳選しました。時には国立旧帝大の問題など、ややハードなものもありますが、臆せずしっかりと挑戦&ついてきてください。物理の面白さが伝わるはずです。力学・波動・熱力学・電磁気学、全分野とも網羅的にやりますが特に、旧課程で物理Ⅱに入っていた内容は、苦手とする者が多い上に入試問題では頻出。丁寧かつしつこい位に説明&問題演習をしていきます。

生物

牧島 央武

本講座では、二次試験で生物を利用する人達に向けて、生物基礎・生物の両方の内容を扱います。講義の前半は、基礎事項の確認や問題を解く上で必要な着眼について説明し、後半は演習問題の解説を行います。前半の導入はかなり基礎的な内容から始めるので、生物が苦手な人でも視聴しやすい構成になっています。
講義全体はテーマに応じて大きく8章に分かれています。ある程度学習が進んでいる人は、苦手なテーマから選んで視聴しても良いでしょう。初めて生物を学ぶ人は、第一章から、視聴の前後に教科書の同じテーマの範囲を通読しながら視聴を進めると効果的です。不安なテーマについては繰り返し視聴し、積極的に理解を深めておきましょう。

 

 

 

以上、学習院大学志望者にお勧めのスタディサプリの講座紹介でした。