スタディサプリの高3向け倫理の講座紹介と評判
スタディサプリの倫理はセンター試験対策講座として設置されています。通年講座ではありませんので注意してください。
ちなみに、「倫理政経(倫政)」という講座はありません。倫理と政治経済それぞれ独立した講座のみです。政治経済に関しては通年講座が用意されているので、しっかり勉強したい方はそちらを受講するのが良いでしょう。
倫理を担当するのは伊藤 賀一(いとう がいち)先生です。政治経済と現代社会も担当しています。
伊藤 賀一先生 |
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センター試験対策講座 倫理 |
全10回 |
スタディサプリの倫理の講座紹介
この授業は、文系・理系問わず、大学入試センター試験を「倫理」で受験する人に、全範囲をざっと概観し、過去問を解いた、という経験値をつけてもらうためのものです。
勘違いしてほしくないのですが、決して、この授業だけで「学習指導要領の範囲内=教科書レベル=センター試験の出題範囲」の学習がすべて完了するわけではありません(65分程度×10回ですから)。
ただ、現代社会という科目を“鳥の目”で大きく見て、「効率のよいセンター学習法を伝授する」ことはできます。人によっては①対策のスタート②苦手分野の発見③基礎知識の確認などになるかと思います。どのようにでも利用してください。
授業一覧
- 源流思想(1)
- 源流思想(2)
- 日本思想(1)
- 日本思想(2)
- 日本思想(3)
- 西洋近代思想・現代思想(1)
- 西洋近代思想・現代思想(2)
- 西洋近代思想・現代思想(3)
- 現代の諸課題
- 青年期
スタディサプリの倫理の評判
今回私は最初の授業である「源流思想(1)」を受講してみました。センター試験では大問2にあたります。
講義パートはザックリとした説明
一つの授業は全体で60分ほどありますが、そのうち50分ほどは板書を用いた講義です。古代ギリシア思想のザックリとした流れと重要な人物とキーワードを解説していきます。板書自体は色分けがしてあり、非常に見やすいです。
しかし、やはりザックリしすぎており、これだけ聞いても何のことだかわかりません。キーワードがひたすら出てくるので、理解が追いつきません。
解説パートはいい感じ
授業の残り10分ほどで、テキストに載っているセンター試験の過去問の解説が行われます。選択肢1つ1つをみて、「どこが、どうして間違っているのか」というのを説明していきます。講義パートの内容が理解できるレベルであれば、この辺はクリアできると思います。
予習しないとわからん!
授業の性質を踏まえると、あらかじめ自分で教科書または参考書で予習しておくのが良いでしょう。ちなみに、テキストはセンター試験の過去問しか載っていません。
お勧めの参考書は『センタ―試験 ○○の点数が面白いほどとれる本』です。黄色いカバーに萌絵が描いてあるので、本屋に行けば一目でわかります。Amazonでも売っているので、本屋に行くのがだるい人は検索してみてください。