スタディサプリを1年間利用した時の料金をまとめてみた

「スタディサプリは月額980円だから安い!これなら高校生のお小遣いでも十分やっていける!」

 

このように思っていると痛い目を見ます。スタディサプリにかかる費用は月額料金だけではありません。

 

このように書くと不安を煽るようですが、後々お金の支払いで困らないようにスタディサプリの料金体系をしっかりと理解しておきましょう。

 

まず先に概要を表にしてまとめます。1年間利用した時の料金の合計については、テキストの仕組みを説明した後にまとめています。

 

他の予備校との比較を見たい方は、スタディサプリと東進を4つのポイントで比較してみたをご覧ください。

 

項目

税抜き

税込み

月額料金

980円

1,058円

テキスト代金(1冊)

1,111円

1,200円

入会金

0円

0円

退会金

0円

0円

 

テキストは1冊1,200円かかる

実は、テキスト代が結構かかります。テキストは1冊1,200円(税抜1,111円)ですが、通常の講座は前期と後期に分かれており、通しで受講する場合は2冊必要になります。

 

例えば、高3英語文法編は前期12講座・後期12講座あります。ですから通年で全24講座を受講する場合は2冊購入しなければなりません。送料は無料です。

 

高3英語文法編のテキスト代金

1,111円 × 1.08 × 2冊 = 2,400円

 

テキストは1度買ってしまえばそれ以上はかからないので、ある意味安心できます。しかし、受講する講座が増えればそれだけテキスト数も倍になります。

 

次に、私立文系型の受験生を想定して、どれくらいのお金が必要か考えてみましょう。

 

1年間利用した場合の月額料金とテキスト代金の合計

英語・国語(現代文・古文)・世界史選択の私立文系型という設定で、1年間でどれだけの金額になるか計算してみました。高3の2月で受験が終わる人がほとんどなので、高2の3月から高2の2月までの12ヵ月と想定してください。

 

項目

テキスト数

テキスト代金

英語 文法編

2冊

2,400円

英語 読解編

2冊

2,400円

現代文

2冊

2,400円

古文 文法編

1冊

1,200円

古文 読解編

1冊

1,200円

世界史 通史編

2冊

2,400円

世界史 文化史編

1冊

1,200円

合計

11冊

13,200円

 

古文の文法編と読解編、世界史の文化史編は講座数が10~12なのでテキストは1冊です。テキストは消費税8%を含めて代金で計算しています。

 

その結果、テキストは全部で11冊となり、合計13,200円必要となりました。

 

最後に、月額料金980円に消費税を加算した1,058円を加えてみましょう。

 

1年間スタディサプリを利用した時の料金

13,200円 + 1,058円 × 12ヵ月 = 25,896円

 

ご覧の通りです。もし保護者に「スタディサプリはどれくらいかかるの?」と聞かれたら、私立文系型の場合は「1年間でおおよそ26,000円」と伝えれば大丈夫でしょう。

 

 

 

テキストを購入する方法は写真付きで解説していますので参考にしてください。

 

通常の講座以外にもセンター試験対策講座志望校対策講座がありますが、授業数が少ないうえ、問題しか掲載されていないことがあります。その場合は必要に応じて自分でテキストを印刷するほうが良いでしょう。